設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~

太陽光発電

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ひさしぶりの登場の川村ですsmiley
今回も文字と数字の羅列で見苦しいかと思いますが、
興味はあればぜひお読みください。
 
今回は今年の電気代での太陽光発電設置の有無
エコキュートを太陽光で沸き上げた場合
(シュミレーション)との
電気代の比較を実際の
お客様のデータを基に作成を行ってみました
 


下記データ
(AISEG2(パナソニック製)のHEMS使用)
S様邸
・建設地:一関市
・床面積:≒110㎡ 
・家族人数:4人
・太陽光6.0kW 
(屋根勾配1.5寸)

YUCACOシステム搭載住宅 
2019年6月引き渡しの物件です


下記表1.2のデータから
 ■燃料調整費+再エネ発電賦課金について
S様邸の年間買電量は
太陽光発電の設置が無い場合
≒8,000kW/hの購入となり
再エネ発電賦課金+燃料調整費が無しの場合で、
基本料金を含め、
年間約20万円電力
支払となっている住宅ですが、
2022年の燃料調整費等を加算すると
5万円UPの約25万円
支払う事になっています

S様邸は6kWの太陽光発電
設置しているお客様で、
太陽光発電の
自家消費が約2,000kW/h使用の為、
買電量が1/4削減され
3.8万円の支払いに低減します


※表1


※表2


■2021年と2022年の比較
2021年の燃料調整費の平均は-1.63円
2022年は8月以降も
同じ金額想定の場合でも3.42円となり
平均で3.00円となっており4.63円の差で
年間3万7千円上がっている結果です
 
■東北電力(よりそうシーズン&タイム)の場合の
電気料金と太陽光の売電価格

現在の電気代(2022年6月現在)は
11.43円(夜間の電気代)と
6.92円(燃料調整費等)を足すと18.35円となり
2022年度の太陽光発電 売電価格17円より
夜間の電気代が高くなるため、
より自家消費率を上げた方が得となります。

 安価に自家消費を上げる方法として、 
現在のエコキュートは翌日の天気予報を予測して
沸き上げを太陽光発電から行う事により、
自家消費率を15%程度押し上げることができ、
より経済効果を生みます。

 エコキュートは深夜に沸き上げ、
多く使用する時間は夕方以降の為、
日中に沸き上げを行った方が、
保温する電気量も低減出来る
ため
より経済的となります。
 
■太陽光設置等による経済効果
 
太陽光の売電と自家消費分の電気代を
加味すると年間の電気支払い料金が
下記の通りとなり
太陽光6kWの場合約7年程度での
返済計画ができ
その後はプラスと転じます。
 
現在の住宅ローンでの返済を検討する場合
35年(金利 0.8%)で太陽光設置費120万円の場合
年間の支払は4万5千円となり、
10年間は年間10万5千円(月平均約9千円)
住宅ローン+電気代が安くなります。
10年以降もプラスになると予測されます。



 
月々の支払も抑えられ、CO2の削減にも貢献する
太陽光発電の検討をぜひ行ってみて下さい

国の方針では新築住宅における太陽光搭載率は
2030年60% 2050年は100%を目標に掲げています

それでは今回はこの辺で
以上、川村でした