設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~

耐震等級3

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皆さん、こんにちは


12月に入りましたねlaugh


いつ雪が降るのかと毎朝ビクビクしております。
柴田です







12月という事でウィンタースポーツの時期になりますね


一部のスキー場は、もうOPENしたそうで


もうスキー場に行った方もいらっしゃるのでしょうか?





この時期になりますと、家に入って暖かくして居ますと


なかなか気軽に外に出掛ける気にはならず


冬の大半は、
家で過ごす事が多くなってしまうのでは無いでしょうか?


そんな多くの時間を過ごす家ですが


やはり、地震などの自然災害が怖いですよね



家族の財産である家


安心・安全な家が欲しくなるのは至極当然の事です。


そんな所で、リベストで現在行っておりますのが





標準:耐震等級3




を取れる住宅の設計をしております





『・・・そもそも耐震等級って何・・・?』という方にご説明致します。


住宅は、住んでいますと毎年地震、暴風、積雪など


様々な力の影響を受けますよねfrown


これらの影響により、建物は次第に損傷したり


最終的には壊れたりする事があります。





そんな中で、当然の事ながら一番避けたいのが


家屋倒壊です。


熊本の大震災で家屋倒壊が問題となりニュースにもなっていましたね。


実際、大震災での死者の多くは、圧死・窒息死が多いのです。


その為、住宅を建てる際に注目されたのは、
耐震等級
なのです。


では、その耐震等級ですが、何を基準に1~3と区分けされているのか


ベースとなる部分を紹介致します。


Q1.耐震等級1の基準とは?




『数十年に一度発生する地震(東京を想定とした震度5強程度)
に対して損傷しないこと』




『数百年に一度発生する地震(東京を想定とした震度6強~7程度)
に対して倒壊・崩壊しないこと』




この2つが最低基準となります。


上記の通り、耐震等級1は最低基準ですので


現在は、この基準を満たさないと住宅は建てる事が出来ません



Q2.耐震等級2と3の違いとは?




耐震等級2は
『耐震等級1の1.25倍の地震力に対して倒壊・崩壊しないこと』



耐震等級3は
『耐震等級1の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊しないこと』




これが耐震等級2と3の違いとなります。



ただ、簡単に1.25倍、1.5倍と表現されていますが。


実は、評価対象が全然違うんです!




Q3.耐震等級の評価対象の違いとは?



耐震等級2では、評価対象として壁の強さだけでなく


床や屋根の強さも評価対象となります。


しっかりと補強しなければ、耐震等級2は取る事が出来ません。


つまり、耐震等級1では、吹抜けなどが評価対象に入っていません。


吹抜けなどは、床などが無いので構造的には


とても弱い部分になっているのですが


そこが評価対象に入っていないのです。


とても不安になりますよね・・・


そして、耐震等級2と3の違いは評価対象は同じです。


ですが、Q2で書いた通り


耐震等級1より1.5倍の地震力に耐えられる事が必須となります。




以上が耐震等級に関する違いです



分かりやすかった!と思って頂けたら幸いです


今回解説致しました耐震等級についてでしたが


大事な事ですので2度言わせて頂きますとリベストでは




標準:耐震等級3


現在の最高等級を取れるよう設計しておりますので


是非リベストでご検討下さい!!


本日は以上。柴田でした