設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~ 2019年04月20日一覧 1ページ目


みなさんこんにちは
泡渕です



先日
健康診断の結果が届き、
中性脂肪の数値が
年々少しづつ増加しておりまして
食生活の見直しを行っている
今日この頃です



コンビニ弁当を控え、
自炊に切り替え、
以前より野菜やお魚、果物を
食べるようになったのですが
心なしか寝起きがよくなったり、
疲れづらくなった気がしていますsmiley



さてさて、私の近況はともかく
ブログのタイトルにもありますように
今回は

「住まいの耐震」
についてのお話です。



というのも
本日仙台に出張に行ってきまして
YKK AP様主催の
「耐震セミナー」
に参加してきました。
その内容を少しだけお話ししようかなと思います。



今回のセミナーの講師として、
住まいの耐震についてお話しいただいたのは
株式会社M‘s構造設計の代表取締役の佐藤 実先生です。



この方は、阪神淡路大震災を経験し、
構造計算をしていない木造住宅が
軒並み倒壊している光景を目の当たりにし、
二度とこのような悲劇が起きないように

「木造住宅でも地震で倒壊しないようにしよう」
と木造住宅の構造計算を行う会社を設立し、
全国各地で「構造塾」という
木造住宅の構造計算を行う技術者の普及を目指した
セミナーを開催している方です。
▼株式会社M‘s構造設計HP▼
https://www.ms-structure.co.jp/kaisha.html




今回のセミナーの中で佐藤先生は
耐震等級3の住まいの重要性
強く訴えていました。




弊社でも標準仕様である「耐震等級3」
これは
「建物がどの程度の地震に耐えられるのか」
を示した等級であり、
等級1、2、3とある中で

1は
「建築基準法の耐震基準を
満たした建物」

2は
「等級1の
1.25倍の対策がなされている建物」

3は
「等級1の
1.5倍の対策がなされている建物」

となっており、

耐震等級3がこの中で1番地震に強い仕様となります。



「なぜ、耐震等級3を強く進めるのか?」
「等級1でも建築基準法の基準を満たしているんでしょ?」
「コストアップにもなるし。。。」
なんて、思うお客様もいらっしゃると思います。



今回先生は
熊本地震で被害にあった

「耐震等級1の建物」

「耐震等級3の建物」

の被害状況を例に挙げて
お客様が抱くこの疑問に
わかりやすく答えてくれていました。
(個人情報保護の為、家屋倒壊写真については控えさせていただきます)



スクリーンに映し出された写真を見ると
耐震等級1の建物は
2階建ての建物の1階部分が潰れ、倒壊しており、
住み続けられる状態ではありませんでした。



しかし、耐震等級3の建物は

震災中に起こった2度の震度7に耐え、
1階が潰れることもなく、自立していました。
さらには、

震災後も住み続けられている建物が
数多くあったというのです。




私も設計業務に当たる中で
耐震等級1よりも等級3がどれだけ
地震に耐える耐力壁の量が多いのか、
バランスよく配置しなければならないか、
その大切さをわかっていたつもりでしたが、
実際に写真を見せられると
その重要性に改めて考えさせられました。




なぜ、基準法上の耐震基準を満たしている建物が
こんなことになるのか?


それは基準法で求められる耐震性能が

数百年に1度の大地震でも倒壊・崩壊せず、
人命が守られる事

であり、
震災後も住み続けられる事を
必ずしも保障するものでは無いからです。




命は守るけど、もう住めない住宅
(耐震等級1)

命も財産も守り、
また住み続けられる事ができる住宅
(耐震等級3)




みなさんはどちらがいいですか?
もちろん後者だと思います。




他にもセミナーでは
構造的にNGな間取りや基礎図の実例なども
挙げられており、
改めて住宅の耐震性能について振り返ることができました。



その中でも先生のお話の中で、
個人的に「まったくその通りだな」
と思った例えがありまして、



木造住宅の構造計算、耐震等級3の重要性を説明する例えとして


車を購入する時にコストを気にして
「エアバックを外してください」
なんて
お願いする方がいらっしゃいますか?
エアバックは
付いていて当たり前のものですよね?


というものがありました。

住宅における構造計算や耐震等級3も
付いていて当たり前の性能ではないですか?
という事ですね


身近な話すぎて
感心しながら大きくうなづいてしまいました


ちなみに日本では
震度6弱以上の地震(建物が倒壊する可能性がある)が
平成8年から平成31年の23年間でざっと

50回以上発生しているそうですcheeky
(5か月に1回の頻度ですね)





みなさんも
各住宅メーカーさんと自身の住まいを検討する中で
末永く安心して暮らすためにも
耐震性能について意識してみてはいかがでしょうか?




それでは、今回はこの辺で失礼致します
<(_ _)>