投稿日
2021.09.21
設計部
パース
これから休日は何をしようか迷っています。
さて、私たち設計部は、お客様に分かりやすい図面をお届けできるよう
日々務めております。
ただ、平面図だけでは伝えられる情報に限界があります。

図1 平面上の吊収納(押入れ)
上の情報だけでは、実際のスケール感や寸法設定が分かりにくいです。
しかし、上図があるとどうでしょう?
自分が今から作ってもらうモノの形がはっきり分かり、イメージが湧きます。
もし収納部分や納めにご希望がございましたら、
それをもとに弊社が推奨する納め図を表記させていただきます。
どんどん担当者にお伝えください。
個人的な話になりますが、今回ブログのテーマを考えていて、
私自身も部屋のイメージ図を手早く描けるようになっておいたら便利かなと思い、
この前こんな本を購入しました。
私は元々絵を描く事が好きで、風景画や外観・内観のパースの描き方に興味がありました。
また、平面を立体的に捉える能力を養うことができそうだと思い購入しました。
そこで、見てくださっている皆様にも、
簡単にパースを描く方法についてご紹介しようと思います。
それは、
奥行を目測で定め、
消失点(※1)・アイレベル(※2)を任意の位置に設定するだけで描けるパース、
「適当パース」!!
※2:視線の高さ
(言葉ほど適当に描くものではありませんが、、、、)
<1>立面図(展開図)から描くパース
①描きたい部分の立面図(展開図)を描く
②消失点を設定→線をつなげる
③大体の奥行を決め、線を引く
④清書(完成)
<2>二点透視図(※3)(幅・奥行は適当)
②アイレベル上に消失点をとり、つなげる
③適当な幅・奥行を決めて、線を引く
④清書(完成)
それぞれ工程が少なく、やり方が分かれば誰でもパースが描けるようになります。
実際に、私は<1>のやり方で作図してみました。
①立面図(展開図)を描く
②消失点を設定→線をつなげる
③大体の奥行を決め、線を引く
④清書
書き込みは少ないですが、
それなりのパースを描くことができました。
言葉で伝えにくい時は、パースを描いて話し合うことで、
相互間のミスマッチが最小限に抑えられるのでないでしょうか。
今回のブログで、私の趣味が一つ増えそうです。
今回はここまで
