投稿日
2026.04.20
設計部
お家の消費エネルギーについて
こんにちは 入社して約半年が経過しました、設計部まつむらです。
盛岡はいつの間にか葉桜になり、気温も暖かく過ごしやすい季節になりました。
花粉症の皆様、今年もなんとか乗り越えましたね…!!
さて、今回は 長期優良住宅やBELSなど性能の良い住宅だと
証明するための申請に必須な“一次エネルギー消費量計算”について
お話したいと思います。
【住宅性能の証明】「一次エネルギー消費量計算」って何?
長期優良住宅やBELSの申請に欠かせない“一次エネルギー消費量計算”。
「難しそうな名前だけど、結局何のこと?」という疑問にお答えします。
■ 一次エネルギー消費量計算とは?
一言でいうと、「その建物が1年間でどのくらいのエネルギーを使う設計か」
を算出するレポートのことです。
主に以下の6つの項目を組み合わせて計算します。
| カテゴリ | チェックされる内容 |
| 外皮性能 | 壁や窓(サッシ・玄関など)の断熱性能 |
| 暖冷房 | エアコンなどの空調機器の省エネ性能 |
| 換気 | 24時間換気システムの方式(熱交換型かどうかなど) |
| 照明 | LEDの採用や人感センサーの有無 |
| 給湯 | お風呂やキッチンの水栓の節湯機能 |
| 太陽光発電 | パネルの搭載量によるエネルギー創出量 |
この計算によって、「基準値(標準的な家)」に対して「設計値(実際に建てる家)」が
どれだけエネルギーを削減できているかを数値化します。
実際の計算結果を抜粋したものがこちらです。↓
■なぜ一次エネルギーで考えるの?
一次エネルギーとは私たちが日常で使っている二次エネルギーである
電気・ガソリン・灯油等に加工する前の自然から直接採取できるエネルギー
のことです。
「じゃあ、二次エネルギー消費量を出した方がわかりやすくない?」
と思いませんでしたか? 同感です(笑)
なぜわざわざ一次エネルギーを用いているのか…
電力を例にしますと
実は、私たちが家で使う電気は、発電所で作られ、長い電線を伝って届くまでに
多くのエネルギーロス(損失)が発生しています。
例:エアコンを1時間使う際にお家で消費する電力が 1kWh だとしても、
その電気を作るために発電所では2.5倍〜3倍 近いエネルギーが消費されています。
つまり、一次エネルギー消費量計算は、単なる光熱費の計算ではなく、
「地球上の資源(天然ガスや石油など)を大元からどれだけ節約できているか」
というグローバルな視点での評価なのです。
ご自身のお家のランニングコスト、長期的に快適に住むために計画している
設備や仕様が世の中の使用エネルギー削減にもつながっていると考えると
気持ちが良いですね😊
■ 実績公開!リベストの家はどれくらい削減できているの?
2025年にお引き渡しをしたお家の平均値(太陽光を含めない)
- 基準値(標準的な家) :95.17GJ
- 設計値(リベストの家):60.01GJ
※太陽光を含まずとも削減率36%💡
2025年にお引き渡しをしたお家の累計(太陽光を含めない)
- 基準値(標準的な家) :15894GJ
- 設計値(リベストの家) :10023GJ
上記の数値に太陽光発電を含めた累計
- 基準値(標準的な家) :15894GJ
- 設計値(リベストの家) : -794GJ
削減率105% (これがいわゆるZEHということです)
まとめ
私たちが2025年にお届けした住まいは、設計値-794GJをCO2排出量に置き換え
ると約36.38tものCO2排出量削減を実現しました。
これは自動車で地球を約5.8周程度(235,000km)走る際に出る排出量を、まるごと
帳消しにする計算です。
一次エネルギー消費量計算を通して一軒一軒の住まいづくりが、着実に環境負荷の
軽減につながっているということがわかりましたね🌎
以上、長くなりましたが新人まつむらからでした。

